イマドキだけど、システム手帳を使う

以前別のサイトに掲載していたものだけど、補足を追加しつつこちらに掲載。
ちょっとシーズンではありませんが、手帳のお話し。

以前Facebookにも少しぼやきを書いたのですが、最近はスケジュール確認をスマホでするようになり、バイブルサイズのシステム手帳が中途半端なサイズに感じるようになりました。

かつてバブルの時代、このシステム手帳は大ブームとなり当時学生だったワタシももちろん使っていました。流行に乗ったというより便利そうな手帳を見つけて購入したらブームの走りの頃だったようで、そのあと一気に誰もが持つようになりました。
スマホなどない時代、連絡手段はポケベルや携帯電話(ガラケー)。手帳は必須だったのです。業界の方々も書類をたくさん挟んでパンパンに膨らんだシステム手帳を持っているのが当たり前という時代がありました。

それからかれこれ30年以上が経っていますが、未だに使っていました(笑)
スケジュールの確認は サッとスマホで済ませてしまうのであまり人前で出す機会は減っていましたが。

iPhoneでスマホが当たり前になる前から、W-ZERO3を始めPDAと呼ばれる端末を使い徐々にスケジュール管理はデジタルに移行していきましたが、それでも手帳は使っていました。いや、手帳を使うのをやめた時期もありました。もうスマホでいい、と。でも信頼性という意味では疑問が残りました。スケジュールが部分的、あるいは全部消えるなどを経験したのです。スケジュールの日にちがまとめてズレた事もありました。持ち歩くのはやめても一応 手帳にも記入していたので助かりましたが、大量のスケジュールが消えたのはかなり困りました。

今の時代、スケジュールなどのデータはスマホからクラウドに保管されるのが一般的。大手サービスが利用しているクラウドは信頼性が高く、データ損失の心配はほとんどいらなくなりました。でも、実はまだ信頼性が確実とは言えないんですよね。
それはソフトの方のバグです。スケジュール管理ソフトやスマホのOSのバグによってデータが消える、ズレるが起こり、何度か経験してきています。大抵はアップデートされたあとに起こっていましたが、特定の使い方をするとデータが消えるなどというバグを経験したこともありました。クラウドにデータがるので大丈夫と思われるかもしれませんが、データ消えてしまった状態で自動同期されるとクラウド側にも情報がないという最悪の状態になり復旧できなくなります(歴代データのバックアップがあれば別ですが)。
大手のメーカーアプリなら大丈夫だろうと思われるかもしれませんが、昨今のiPhoneのOSのバグの多さを考えると・・・。
ってことで、しぶとくシステム手帳も使ってきたのでした。

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A5サイズを新調

それを本年春に新調。ブームが去っている国内ではあまりバリエーションが選べず、個人輸入しようかと思ったのですが、良心的な価格の並行輸入店で各種ポイントをかき集めてセールもあって数千円の出費で購入。正規品だと普通に買うと数万しちゃうんですけどね。

今回はバイブルサイズよりは一回り大きなA5サイズを選択。
システム手帳は30年以上前に最初に購入したのがバイブルサイズ。いくつかのタイプを経て、スマホを使うようになってからはA6サイズのミニ6穴も使いましたが、情報量の多いスケジュールが記入しにくかったのでバイブルサイズに戻す、というシステム手帳歴があります。スマホを使うようになったらより小さいモノに、と思われるかもしれませんが、今回は大型化(笑)

スマートフォンをメインとして持ち歩く方はミニ6穴くらいがちょうどいいかもしれません。
今の時代、バイブルサイズはちょっと中途半端では?と個人的には感じています。

ワタシの場合、スマホなどのデジタル端末以外にバイブルサイズのシステム手帳を持ち歩き、さらに作品ネタ帳として使っているA5サイズの厚めのノートを持ち歩いており、場合によってはそこにもう一冊ノートが加わります。今回はこれらを一冊にまとめるためにA5サイズのシステム手帳に。スケジュール管理は基本はスマホですが、時間があるときに手帳にも簡単にメモしておく、という使い方にして、複数ノートをまとめるつもりで大型化したのです。手帳と言うよりは大型のノートとして使う感じですね。

小物や書類が落ちないようにジップタイプ(ファスナーで開くタイプ)をこれまでも使ってきていますが、さすがにA5版となると大きめ。高さは10.5インチのiPad Proとほぼ同じ。幅はそのiPad Proより少し大きい。でもA4サイズを折ってファイルできるし、老眼が進みつつあるめにはこのサイズは優しい(笑)
ロケの時は機材もあるので車移動でなければ持ち歩くことは少ないのですが、普段は電車移動でも持ち歩いたりしています。バッグにいろいろなものを詰め込まなければこれまで持っていたノートと重さは変わらないのでワタシには苦になりません。

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リフィルは自作か無料でゲット

さて、このシステム手帳の中身ですが、いろいろなメーカーからリフィルが発売されています。
が、最近はネットで検索するといろいろなサイトでリフィル用のPDFデータが公開されており、無料で使えるモノがたくさんあります。家庭用プリンターがあれば自作することができるのです。
市販のリフィルは、うまくマッチするものがあればいいのですが、なかなかなコレっていうのが見つからず、紙もあまり好みのモノではなかったりします。万年筆を使用する筆者の場合、裏写りする紙、ペンの走りの悪い紙はあまり好きではないのです。自作ならじっくりパターンを探してお気に入りの紙に印刷できます。じっくり使うところは白ではなくオフホワイトの丈夫な紙、メモ的なものは白でもいいので多少グレードを下げても安めの紙をと、選び分けたりできます。

そんな自作したリフィルの一つが一番上の写真のもの。おもしろいメモ用リフィルです。
A5サイズになると、ちょっとメモをとノートのリフィルに記入するとページが余ります。で、自分でペンで線を書いたりしていましたが、コレはあらかじめ小分けしてくれていて、ワクに流れがあるので繋ぐように使うことも可能。バイブルサイズではサイズ的に微妙だけど、A5だとこれがかなり便利。

これをちょっと安めの白い紙に印刷してみたけど、細字の万年筆を使うと裏に少し写ってきました。やっぱ上質な紙でないとかな・・・。今残ってるこの紙を使い切ったら(100枚入りしかなくそれを買ってしまった:汗)次はケチらずに良い紙を使いましょ。

このリフィルは以下のサイトで入手できます。

A5システム手帳&ルーズリーフ リフィル 無料ダウンロード | netamono.

 

スケジュールも自作。下にあるリンクからダウンロードしたものを、ちょっとだけ自分でカスタマイズして使っています。

余計なロゴなどなく、端までいっぱいに使えます。バイブルサイズでこのパターンは小さすぎて使えなかったのですが、A5だと各日十分な面積。バイブルサイズの時は見開き一週を使っていたので必要な枚数が減ってむしろ軽くなってたりします。

手帳カレンダー バイブルサイズを無料ダウンロード|リフィル365
システム手帳予定表 B6バイブル・A5のリフィルが無料ダウンロードできます。全てがシンプルで機能性に優れた仕事につかえるデザイン!毎年新しいリフィル(詰め替えカレンダ)を自宅のプリンタから印刷できます。さぁ!お気に入りのカレンダを使い仕事も...

ちなみに、この手帳には二本のペンを挿すことができ普通は万年筆とボールペン、などと使うのでしょうけど、ワタシはどっちも万年筆で細字と中字だったりします。アホですね(笑)

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自作だからこそ良い紙を

自作するリフィルの良いところは、自分で好きな紙を選べるところ。
上記でも少し触れましたが、余りやすい紙は薄く、特にワタシのように万年筆を愛用する者には使いづらいものとなります。

万年筆も使う方にオススメなのは「LIFE(ライフ) ノーブル システム手帳 リフィル」のシリーズ。
方眼や横罫のものもありますが、自作するなら無地のものを。
6穴が開けられた A5サイズ、バイブルサイズ、ミニの3サイズがラインナップされています。
ノートページはこの横罫のものが良いかもしれませんね。

万年筆の写りも少なく、超オススメのリフィルとなります。
以下にアフィリンクを掲載しておきます。

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