実売2万円以下で 対角・円周魚眼が楽しめる銘匠光学 TTArtisan 7.5mm f/2 C Fisheye

究極の広角レンズといえばフィッシュアイレンズ(魚眼レンズ)。
フィッシュアイには対角線上の画角で180度を写す対角魚眼と、丸い円のイメージを記録し、全方向に180度写す円周魚眼(全周魚眼)がありますが、この TTArtisan 7.5mm f/2 C Fisheye は1本でその両方を楽しめる面白いレンズです。

まず基本はフルマニュアルのAPS-Cセンサーサイズカメラでの対角魚眼。これはフルサイズに換算すると、1.5倍として約11mmに相当するもので、以前にも紹介したTTArtisanのフルサイズ用の11mmフィッシュアイレンズとほぼ同等の写りとなるもの。

しかしレンズとしてのイメージサークル(レンズがセンサー上に映し出す像)はもっと画角が広く、フルサイズのカメラであればそれを記録できます。
そしてレンズキャップがリング式になっており、それを装着することで円周魚眼としてきれいな円を描く像が得られます。

単にトリミングするだけ、って言われるかもしれないが、リングを装着後の画角でちゃんと180度の範囲が写っていますからズルではありません(笑)アイデアの勝利です。しかも後部装着のND1000フィルターまで付属しています。

動画の再生ページは以下です↓

G-061「実売2万円以下で 対角・円周魚眼が楽しめる TTArtisan 7.5mm f/2 C Fisheye!」【写真家 諏訪光二】
実売で2万円を切る価格ながら、APS-Cでは対角魚眼として、フルサイズでは円周魚眼(全周魚眼)として楽しめるフィッシュアイレンズ、銘匠光学 TTArtisan 7.5mm F2 C Fisheye をご紹介!以前TTArtisanのフルサイ...

LUMIXみたいに強制的にAPS-Cサイズに切り替えられないカメラでは後からのトリミングとなりますが、SIGMA fpなどのようにクロップ設定でフルサイズ・APS-Cサイズを切り替えられるカメラではしっかりレンズの違いとして使い分けることが可能です。

コレが撮っていて楽しい!
これはオススメです!

フィッシュアイを買うのは使用頻度を考えるとなかなか勇気がいるものだったりしますが、本レンズは実売で2万円以下。この値段ならとりあえず買ってみるか、と気軽に攻めることができます。

肝心の写りもしっかりしています。
もちろん国産の高価なレンズのような画質は望めませんが、開放から結構解像感のあるカットが撮れます。なにしろ8群11枚のレンズ構成のうち、5枚は高性能ガラスレンズなんですからね。どういうコスト計算になっているのか不思議でしょうがありません (笑)

動画では作例もいろいろ見せていますし、カラーシェーディングについての解説も行っています。
また、ほんの少しですが、他のレンズ用のプロファイルを適用することで歪みを補正する、なんてことも差し込んでいます。

ぜひ動画を全編ご覧ください。

なお、購入はアマゾンなどではいつものように焦点工房さん取り扱いのものを選んで買いましょう。変な業者が勝手輸入しているものを買ってしまうと、イザというときに放置されますからね。焦点工房扱いのものは2年保証もついています。

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