キヤノン PRO-1000のファームウェア更新!V3.010での新機能

Canon imagePROGRAF PRO-1000のファームウェアがちょっと前に更新されてV3.010になり、大きく機能が進化。発売から少し経っている機種ですが、インク消費を抑えて用紙対応を増やすなどまだまだ進化しています。

今回の動画ではこれを紹介。今回は業務機クラスの話なので 合間の広告はちょっと多めです😅
動画は上の画像をクリックするか、以下からご覧いただけます。

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大きなアップデートであるにも関わらず、日本のメーカーWebではほとんど紹介されていなかったりします。でも海外のメーカーWebでは解説され、欧米の掲示板などでは話題にもなっています。国内ではちょっと ???な展開ですが明らかに変化しています。

PRO-1000はキャノンの大判プリンターシリーズ imagePROGRAFのなかでは最も小さくコンシューマー向けとしても人気があるモデルです。クオリティの高さはすでに定評があるけれど、でかい、重い、高い、インクコストがかかる、とクオリティ以外の部分は微妙な見られ方をしているのも事実。プロの業務用機ですからコンシューマー機とはちょっと基準が違いますからね。A1やB0サイズ用の大判プリンターと比べるとだいぶ扱いやすいんですけど・・・。

このPRO-1000のファームウェアがアップデートは、先にも書いたとおり大きく進化しているのに日本のメーカーサイトではほとんど案内されておらず、内容によっては全く紹介されていません。仕様の欄を見ても情報は古い状態のまま。

今回のファームアップで、標準で選べる用紙サイズ、用紙種類が増え、インク消費や動作音も改善されています。中でもインク消費の部分とバライタ紙用の設定が増えたことは大きな進化かと。バライタ紙では暗部の再現などが向上しています。また今回ワタシはPRO-1000を買い直すというちょっとめずらしい状況になりましたが、おかげでインク消費や音などの違いをしっかりと感じることができました。パノラマなど長尺の用紙を使いたい方は必須のアップデートです。

機種のクラスがクラスだけに多くの人に必要な内容ではないかもしれませんが、所有している方、これから写真用プリンターの購入を検討している方、ぜひご覧ください。

なお、最新の機能を利用するためには以下のソフトウェアの更新、インストールを行い、正しく設定する必要があります。

  • imagePROGRAF PRO-1000 プリンターアップデートユーティリティ
  • macOS、Windowsそれぞれのドライバーソフトの最新版
  • Media Configuration Tool
  • imagePROGRAF PRO-1000 Media Information File (.am1x ファイル)
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