DVD-RAMカートリッジからディスクを取り出す

DVD-RAMについて書いてるけどこれは10年以上前の投稿ではなく、もうすぐ2024年になろうとしている2023年師走の投稿です 😅

データのバックアップはすべてHDDに行うようになったのでDVD-Rなどの光学ディスクは使わなくなっていますが、過去のバックアップディスクが場所を取るので廃棄することに。過去の分もすべてHDDに保存してありますからね。もちろん同じデータを3つのドライブに。
DVD-Rディスクの廃棄は少しならシュレッダーに入れてしまうのだけど、あまりに量が多いので歯をいためそう。なので裏面に傷をつけてゴミとして捨てます。中央部や周辺に深く斜めの傷を入れたら普通は読めなくなりますのでその方法で。本気でサルベージしようと思えば表面を研磨して読めなくもないだろうけど、そこまでして見られるような機密はないので大丈夫でしょう 😅

で、そんなDVDを整理していたらDVD-RAMが出てきました。しかも昔のカードリッジに入っているDVD-RAMディスクが。
数えてみると約60枚。当時は結構お金かかったんですよね。途中からDVD-Rが普及して切り替えたけど。

で、カートリッジ式とはいえDVD-RAMですから捨てるのはもったいない。バックアップとして使ったディスクなので1回しか書込みもしていないので磁性体もまだまだ元気。もったいないです。

ということで、カートリッジから取り出します。
カートリッジから取り出せば 両面対応の単体DVD-RAMディスクとして今でも使えます。知らない人も多いけど、イマドキの光学ドライブの多くがDVD-RAMにも対応しています。
しかも以前もちょっと書いたけどDVD-RAMやMOディスクはデータの保持ということではかなり安全。容量や書込み速度を考えるとイマドキは画像用には向きませんけど。

カートリッジ式のDVD-RAMも初期のType-1こそガッチリはめ殺しですが、それ以降のものは簡単にカートリッジを開けてディスクを取り出せるようになっています。だんだんカートリッジなしのDVD-RAMも登場してきましたからね。
見てみたらウチにはType-1は20枚程度。他はすべてType-4。簡単に取り出せます。
んではやってみましょう。




 

カートリッジの分解

Type-1以降のカートリッジなら以下の方法で取り出し可能。Type-1はカートリッジを壊して取り出すことになります。横からマイナスの精密ドライバーなどを差し込んで、中のディスクに触れないようにカートリッジを3枚に下ろします。傷がついたものはヘッドのジャンプを生んでドライブを傷めるので使わない方が吉。

Type-4などはカートリッジの一辺が簡単にあきます。
がピンがあって空かないようにロックされているので、このピンを抜きます。プラモデルのパーツのように弱く固定されているので、ドライバーなどで押し抜けばピンは取れます。

ピンを押し抜いたら後は開けるだけ。ディスクのメーカーによって位置は微妙に違うけどツメで軽くロックがかかっているので、ドライバーなどでそのツメなどを押してやれば簡単に開きます。

こんな感じに取り出せます。慣れれば1枚10秒で取り出せます。
この取り出したディスクは単体ディスクのDVD-RAM対応のドライブで読み書きできます。
あとは適当に余っているディスクケースに入れて保管です。




 

基本はWindows用

取り出したディスクをWindowsでフォーマットしていますが、一部クイックフォーマットできないものがあります。macOSフォーマットになっているものの一部です。

通常DVD-RAMはUDFフォーマットで使用するけど、当時はMacではMac独自のフォーマットも使えたんですねぇ。でもApple社はDVD-RAMや、現在であればBlu-Rayへの対応に消極的。当時もMacではフォーマッターとか色々使った記憶が・・・。ちなみにmacOSにマウントすると読み出し専用のDVD-Rとしてマウントされたりします。すべてではないけど、その手のディスクはクイックフォーマットできないことも。
その場合はWindowsで完全初期化(クイックフォーマットではなく)をする必要があります。macOSはDVD-RAMの初期化に対応していないようです。Sonomaでも。

macOSでは使い物にならないかもだけど、Windowsなら強固なデータ記録ディスクとしてまだまだ使えますね。

ということで、大量のDVD-RAMディスクのストックができました・・・。でもこんなに使わないよね、写真のデータを入れないなら 😅
1枚 9.4GB(両面で)で60枚、一生かかっても564GBもテキストデータなどで埋めることはできないでしょうね 😆

ケースはプラスチックなので燃えるゴミとしてポイします。

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