スーパー解像度利用の備忘録

スーパー解像度の紹介動画を公開し、補足記事( https://suwachan.com/スーパー解像度の補足を-1941.html )も載せた後、自分なりに色々とテスト。

ようやく自分なりの形が見えてきました。解像感に関してのみのテストです。
ちなみに、細かい手順などはここには書かないし動画にもするつもりはありません。隠すつもりは無いけど、このレベルになると意味がないから。画一的な処理を伝えてそれを真似てもらっても全く意味がなく、画像に合わせたアレンジが必要になるから。

例えば人物で例えると、遠くにいて顔が小さく写る程度ならある程度エッジが立っていても見やすくなることも多いけど、アップでは主要部分のエッジは十分でむしろシワや見えなくてもいい顔の産毛までエッジが立ってしまう。絵柄に寄っても変わるしフィニッシュの紙でも変わってきますね。
それに解像感さえ出ていればいい写真になるわけでもないので表現とのマッチングが必要。
だからこれは自分のための備忘録としての書きなぐりのOPEN MEMO。でも分かる人には方向性を感じ取ってもらえるかなと。それで十分でしょう 😁

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テスト構成を考える

さて、5,140万画素のGFX 50RのRAWデータを使用し、普段行う処理手順、やらない手順などいろいろ試して40パターンの処理を行い、更に数値を少し変えるなどして80パターンを試し、それをA2サイズ相当と、A1サイズ相当ですべてプリント。
全体を見る必要はないので、そのサイズでプリンする場合の主要部分だけを同じサイズ、出力解像度でA4サイズに印刷。それでもいらないと判断したカットを引いても60枚をプリント(笑)
で、ようやく見えてきました。必ずプリントしてチェックです。必要部分をハサミで切って寄せてチェック 😄

シャープネス効果がかかる部分を考えると、カメラ設定(自分で調整できない生成過程のシャープ処理を含む)、レンズ補正(後補正含む)、RAW現像でのシャープネス調整、そしてスーパー解像度設定(以下「強化」と記す)と、キヤノンPRO-1000使用時のコントラストリプロダクション。この5つのステップでシャープネス効果がかかるので、それぞれを試す必要がありますね。

この手は逆算から始めるのが手っ取り早い。
なのでまずはコントラストリプロダクションと強化の相性。大きなサイズでは両者の相性は良い感じ。ただしややエッジが立ちすぎる。落とす場所を考えると同時に強化とコントラストリプロダクションをなしにした場合もチェック。
5,140万画素あればA2サイズで3インチ余白をとっても380dpi以上となるのでスーパー解像度はなくても大丈夫。でももっと大きく、となった場合には足りないので強化する、が通用しない。画が違うからだ。

スーパー解像度による強化は単なるエッジ強調ではなくて階調も補正してくる。1ショットHDR処理のようなことをやっているようで、1ショットでは見えていない階調も引き出して乗せてきている。なので大きくする予定があるなら最初から強化しておいたほうが後の手間を考えると楽になる。

ではコントラストリプロダクションと強化を併用することを考えると、RAW現像時のシャープネスをナシから普段使うレベル、その中間のレベルなどを試し、それと同時にレンズ補正のオンオフも試す。メーカーによってはレンズ補正で全体の解像感を上げるものもあるのでそれを使うか使わないかの判断も必要。中央と周辺を合わせるだけの補正しかしていなければオンで。メーカーによっては純正機能はオフにしてPhotoshopにある最低限のレンズ補正だけの方がいい場合も。
GFX 50Rの場合はオンにしてもシャープネスはRAWに影響していないようなのでどちらでもいいけどレンズ補正はプロファイルが予め適用されているのでオフにできない。

で、どうするのが良かったか

と、これらのパターンを色々と試してGFX 50RからPRO-1000シリーズに持っていく場合は現像段階のシャープネス調整だけでコントロールできることが見えてきた。コントラストリプロダクションも利用。サイズがA2であっても強化を使用してシャープを低くして、でもゼロにはしないでエッジを残して微調整はノイズリダクションで行うのがいい感じ。

苦労した割には意外とシンプルな結果でちょっと時間を無駄にした感もあるけど、やっての結果だから自分的に納得して安堵。これまで撮っているものがそのまま使えますからね。一度固めたプロジェクトの処理形態をいまさら変えて撮り直しになっちゃうかと心配していたけど、大丈夫でなにより。ちなみに、紙がマットならもっとラフにやっても大丈夫。
とりあえずこれでB0サイズで余白を付けるレベルまでは耐えられそう。

なんか、昔と一緒やね。暗室で薬品混ぜて感材試すか、画像処理や機器を試すかの違いだけで。

ということで、テクニカルは落ち着いたので後は内容面を進めないとね 😊

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