「SIGMA 24mm F3.5 DG DN Contemporary 実写レビュー」

写真を写すレンズは、被写体を正しくセンサーやフィルム上に映し出して正確に、精密に記録してくれればいい。
でも趣味としての写真は撮る楽しみ、カメラやレンズを持つ楽しみというものもあります。

今回動画で紹介しているレンズは シグマ社が昨年末に発表したContemporaryラインのIシリーズのうちの1本。24mmF3.5 DG DN。発表された3本のうち、最後の1本。
本来はメーカーより少し早めにお借りして先行レビューを行う予定だったけれど、地元でコロナウィルス感染者がでて(ワタシの近親者には感染者はおりませんが)、学校が休みになったりなんだかんだと、結局発売後のレビューとなってしまいました・・・。

この24mmF3.5 DG DNは非常にコンパクトで軽量。でも通常シーンでの写りはしっかり。
最短撮影距離が10.8cmとかなり短く、フード直前まで寄ることができます。ただ製品発表でも触れられていましたが、最短近くで開放絞りで撮影すると収差の影響で特に周辺部でフレアがかかったように霞みます。それをわかってSIGMAはそのような仕様にしています。撮れないより撮れたほうがいい、という判断でしょう。たしかにフレアは出るけれど、独特の描写はかえって面白く、オールドレンズのような表情を見せます。もちろん絞れば改善されていきます。あえてこのような仕様にしている以上、この描写をどう使うかはユーザー次第。
霞がしっかり出るのは最短撮影距離のときで、そこから数cm離れるだけですぐに軽減されていくので、微妙な距離差でも写りは変わってきます。
このあたりも動画ではお話しています。
ぜひご覧ください。

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