皆既月食をねらうも・・・

昨晩はスーパームーン&皆既月食ということで、SNSのタイムラインにはたくさんの投稿が見られました。もちろんワタシもその一人。
あちこちから曇ってだめだ、とか、しっかり撮れたという人も。

ワタシもしっかり撮ろうかと思ったのですが、仕事でバタバタしてどこかに撮りに行ける状況ではなかったのでとりあえず庭で、と機材だけ簡単に準備。

ワタシが星とか天体を撮るときの基本セットはのボディはフジ。富士フィルムのデジタルカメラのセンサーは赤外線をある程度透過させるフィルターを採用しているので、天体の赤が写りやすいから。そして遠い天体は少しでも望遠で、ということでAPS-Cが画質的なバランスも考えると丁度いいから。星景として広く撮るときにはシグマのカメラもいいんですけどね。
まぁ、月は赤くないので他の機種でも大丈夫、ともいえるけど、昨晩の月食は低い位置で赤が乗りやすく、また皆既月食では赤の成分が増えるためやはりフジのX-H1を使用。見える赤だから他のメーカーでもいいっちゃ いいんだけど、少しでも寄せるために。

で、レンズはシグマの150-600mm Contemporary。

これの600mmをAPS-C機で使うと900mm相当となり、天体望遠鏡に近い超望遠になります。
ただこのレンズ、所有しているのはキヤノンのEFマウント用でフジのXマウント用はありません。
なのでマウントアダプターでXマウントに装着。

使用しているマウントアダプターはこれ↓

FringerのFR-FX2です。電子接点を持った電子マウントアダプターで、AFや絞り、Exifなどの連動もしっかり。かなり安定して使えています。もう少し安いFringer FR-FX10も使用しておりこちらも安定していますが、上記のFR-FX2はより新しく、レンズデータを持つためのメモリーも増やされているのでこれから買うならFR-FX2の方が断然オススメ。
ちなみに、AF-Cも使えてある程度の動体も撮影できます(カメラ側のAF性能にも依存します)。

で、撮ってはみたものの、ウチの方は雲がかかり、しっかりクリアに見えることはありませんでした。
そでも最初のうちは少し顔を出すこともあり、その時に撮ったのが上の写真です。

SNSにはJPEGをスマホに転送したものを載せましたが、こちらはRAWから調整したもの。ある程度見えていますが、エッジははっきりしていませんし、食が多くを占めていますが雲なのか食なのかよくわからないレベル 😅
皆既月食中の時間は重たい雲に隠れてしまいました。残念。

次は2033年とのことで、果たしてその時は撮れるかどうか・・・。

とりあえず長いの1本持ってると、お空がいろいろ撮れて楽しいですよ 😊

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