Apple社のmacOSに標準搭載されている自動バックアップ機能「TimeMachine」はとても良くできています。
何世代にも渡って自動的にバックアップしてくれて、タイムトンネルをくぐり抜けるように時間をさかのぼり、いつでも前の状態に復旧できるほか、個別に必要なファイルをバックアップから抜き出したりといったことができます。
新しいMacを買ったらそのバックアップからほとんどのファイルを引き継ぐことも可能(安定性の面からシステム関連の引き継ぎはオススメしませんが)。
おそらくMacを使っている人ならほとんどの方が利用しているのではないでしょうか?
ワタシももちろん使っています。
現在はMacBook Proだけなので、オフィスで母艦として使用するときだけバックアップドライブに接続して自動バックアップを働かせています。
これをWindowsでも行いたい!
ワタシはWindowsもMacも使います。たまたま現在はWindowsの方が速いマシンが入っているタイミングで、メインの作業はWindowsで行っていますし、デジタルカメラのデータはWindowsのドライブに保存しています。
これらを簡単に、変更を加えた分だけ差分バックアップを自動で取りたい!
ってことで、良いものがないか探し始め、いくつか試した中で 簡単で求める機能が搭載されていたのが MiniTool の ShadowMakerというソフトウェア。
メーカーサイトはこちら↓
起動直後は英語のインターフェイスですが、ちゃんとメニューから日本語に切り替えることができます。
求める機能がある
実売で1万円以下で(期間限定かも)、ワタシの求める機能がちゃんと入っているソフト。
何を求めるかといえば、差分バックアップがとれること、安定していること、ベリファイ(検証)できること。
これがちゃんとできるのがShadowMakerでした。
まず作業スペースのデスクトップなどを指定してこまめにバックアップ。
これで作業中のトラブルにも対応できるし、後日作業途中だったものを呼び出したいときに使えます。
さらにバックアップ設定はいくつも設定できるので、システム全体のバックアップなどもできます。
そしていざというときに丸ごと入れ替えれば起動ドライブとしても使えるようにクローンを作成することもできます。
人によってはHDDからSSDに交換する際のデータ移行に使えますね。
しかも設定は非常に簡単。
バックアップ元と、バックアップ先を指定するだけ。
スケジュールやバックアップ方法の設定も簡単に選択できます。
Windowsにも標準のバックアップ機能がありますが、イマイチ使いにくいし、復元もうまくできないことも多い。データ部分だけならまだいいんですけどね・・・。
安全性は?
まだ2ヶ月程度しか使用していませんが、とりあえず安定してバックアップを取れています。
また、他サイトのレビューで、古いバージョンのバックアップデータから復元できないといったものを見かけましたが、メーカーに問い合わせたら現在はちゃんと対応できているとのこと。
あとは通信やバックグラウンドで動くプロセスなどを見ていましたが、特に怪しい動きもなく、まともに使えています。
ワタシ自身がセキュリティの専門家ではないので、よほど深い部分までは判りませんが、とりあえず見ている限りは問題なさそうです。
といった諸々を動画でも紹介しています。
動画は以下からご覧頂けます。
動画前半はバックアップについての解説と諸注意、後半に操作画面を見ながらの解説です。

バックアップはちゃんとした外部のHDDなどに保存するようにしましょうね。
くれぐれも同じドライブの別パーティションなどに保存しないように新調しておきましょう。
