ベルボン三脚のストラップをセンターポール式に

さて、ベルトにハトメを付けてしまえば面倒な作業は終わりです。
ハトメを付けたカプラーのベルトをセンターポール下部のネジ部に通します。ただそのままでは当然外れてしまいますので締める必要があります。

カプラー部を締める方法ですが、まずホームセンターなどで入手できるナットを使用して締める方法があります。ワッシャー付きのものが150円程度で販売されています。
でもちょっと見た目がカッコ悪い (笑)
しかも仮に現場で緩んだら、工具がないと締められません。

そこで持っていたエンドフックを使用してみました。エンドフックはベルボン純正のほか、いろいろなメーカーから販売されています。筆者が使用したベルボンの純正品は以下になります。

 

ハトメを付けたベルトを着けて、上からこのエンドフックで締めるとこのようになります。

ハトメを付けたカプラー部を着け、エンドフックで締め付けます。カプラーの向きは装着した際に本体側のカプラーと同じ位置に来るように締め付けます。

これで見た目もスッキリです。仮に緩んでもエンドフックなら手で締められます。
ストラップを付けるためには三脚本体に付属しているメスカプラーとほぼ同じ面に来るように向きを調節しながら締め付けます。

 

ストラップを付けるには同じ面にカプラーがくる必要がありますので、強く締め付ける前に位置を調整して最後の本締めを行います。

ここまでくればできたも同然。
このようになります。

完成型。まるで純正品のよう(笑)

これでセンターポール式のストラップの完成です。
使用するときにはすぐに脚を開くことができ、また畳んで移動、撮影、が行いやすくなります。
上の写真ではストラップの太い部分をヘッド寄りにして装着していますが、ヘッド部を下にして肩にかける場合はストラップを逆向きに付ければOK。

風が強いときにはストラップはワンタッチで完全に外すことができます。
実際にロケで使ってみたら、便利、便利!
長く移動するときにはスーパー3Wayポシェット側にカプラーを付ければOK。
どの市販の三脚ストラップよりも筆者的には使いやすいストラップにできました。

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オススメではありますが・・・

使ってみるとかなり便利なので 是非ともお試しあれ!と言いたいところですが・・・。
カプラーのPPベルトに穴を開けているため、元々の強度よりは落ちている可能性があります。
最悪の場合は落下の危険性もありますので、自己責任でお願いします。
間違っても 改造しておきながらメーカーにクレームを入れないようにしましょうね (笑)

 

標準のストラップは太さも適度で大きめの三脚でも肩にかけやすいので今回は利用してみました。不要な時にはすぐに外すことができ、スーパー3Wayポシェットもつなぎかえればこれまで通り使えます。どの市販品よりも使いやすいストラップになりました。

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