Macユーザーであるワタシは当然iCloudも使っています。
200GBですがiCloud+のプランです。
いくつかの自分のドメインも追加してカスタムメールも使えるようにしています。
もちろん「高度なデータ保護」はオンの状態ですが、メールはE2EEにはならないので、自分でS/MIMEを設定して暗号化しています。
プライベートリレーがオフになっているのはProton VPNを使用しているためです。
ドメインが変更になります
と、それはいいとして、iCloud+で便利なのが「メールを非公開」機能。
どうでもいいサービスにはこの「メールを非公開」で作成したメールアドレスを登録してメインのメールアドレスをなるべく登録しないようにしています。
iCloudの「メールを非公開」がいいのは、メールアドレスの@マークより後のドメインが @icloud.com であること(後述しますがこれが変わります)。
「メールを非公開」の機能はiCloudだけでなく、Proton Mailなど他のサービスにもあります。要はエイリアスですからね。
ただ多くのサービスはその「メールを非公開」専用のドメインを利用しています。なので登録するサイトによっては「メインのメールアドレスではないから」と登録時に弾かれてしまうことがあります。そういうドメインを拒否するように設定しているんですね。
それに対して、iCloudの「メールを非公開」は通常のiCloudアカウントと同じ icloud.comドメイン。サイト側もメインアドレスかエイリアスなのかドメインで切り分けることが出来ないため、ほとんどのサイトで登録に使えます。iCloudの「メールを非公開」アドレスは強いんです。
でも、すでに各所のニュースでも取り上げられているようにiCloud「メールを非公開」のドメインがもうすぐ変更になります。今後は @private.icloud.com のアドレスになります。
となると、登録サイト側はこのドメインを拒否すればエイリアスでの登録を排除できるようになってしまいます。これは残念な仕様変更ですねぇ。
ただそれには理由もあって、メインアドレスを隠していくらでも新しいメールアドレスを作れてしまうので、そのアドレスで悪さをして、都合が悪くなったらそのアドレスを無効化し、また別のアドレスを作って悪さをする、なんてことが出来てしまうわけです。犯罪なら警察が調べればすぐに転送先が分かりますけどね。
犯罪とまではいかなくてもスパム的にメールを送り付ける人が増えると「@icloud.comは怪しいメールアドレス」と判断されてその手の機関に登録されてすべてのメールがスパム扱いされ、メールが送れない、届かないといった事態になります。
それを避けるためにApple社はドメインを分けるんですね。
とりあえず仕様変更までに作成してある「メールを非公開」用のアドレスはそのまま@icloud.com ドメインのまま使えるので、再作成や各所の登録アドレスを変更する必要はありません。
振り分けルールの変更が必要です
さて、ここからが本題。
「メールを非公開」で作成したメールアドレス宛にメールが届いた場合、メインのiCloudメールアドレスに届きます。
「メールを非公開」機能を使うくらいだから どうでもいいサービスのどうでもいい通知メールなどもたくさん届きます。そのままだとすべてのメールの着信時にiPhoneなどの通知音が鳴り、拒否できないものも多いので結構ウザいです。
そこで使うのがメールの振り分けルール。特定の条件のものは別のフォルダにまとめ、開封済みにしてしまうのです。そうするとiPhoneなどでは着信音が鳴りません。
振り分けルールを設定するには、送信元のメールアドレスや、宛先のメールアドレス、タイトルなどいろいろな情報で設定できます。
ただこれまでiCloudの「メールを非公開」では宛先(Toヘッダ)に非公開用の正規のメールアドレスではなく、間に記号などをたくさん含んだアドレスが記載されていました。例えば xxxx-xxxx00 @ icloud.comというアドレスなのに、ヘッダのTo欄には xxxx-gs5-xx8gsx-fds-x00 @ icloud.comみたいな感じです。しかも送信元アドレスによっても変わったりしていました。
ですのでToヘッダや宛先アドレスでは振り分けできなかったのです。
ではどうしていたかというと、これまでは Received ヘッダの項目に正規のアドレスが載っていたので、振り分けるメールソフトにReceived ヘッダの項目を追加して、それをルールに指定して振り分けていました。
でも、ここ最近、振り分けているはずのメールがメインアドレスの受信箱に届くようになってきました。
で、先程メールを確認してみたら、ヘッダ情報が変わっていました。
どうやら「メールを非公開」の仕組みや経由サーバーなどを変更しているようで、Received ヘッダには正規アドレスが載らなくなりました。
どうやら今後はToヘッダに「メールを非公開」で作成した正規のアドレスが載るようです。
一応本日確認したら X-Icloud-Hme ヘッダにも正規アドレスが書かれていましたので、ワタシは現在そちらで指定してます。ただし、このヘッダはメールソフトによってはうまく認識されない場合もあります。macOS、iOS用のアプリなら大丈夫だと思いますが。
なのでもう少しして仕様が安定したらToヘッダで振り分けるルールにしようと思っています。
まぁ、それが一般的な方法なんですけど、これまでそれができなかったんですよね。今後は振り分けもしやすくなるはずです。



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