ノーG、ノーMSチャレンジ

先月、8月末で長らく使っていたMicrosoft365のサブスクが切れ、ほぼ同じタイミングで友人もサブスクが切れた状態となりました。

で、今、その友人とNO G、NO MSチャレンジをやってます。
GoogleやMicrosoftの有料プランを使わない、というチャレンジ 😆
ドル建てベースであることと無駄な機能追加で価格上昇も重なってだんだん無駄に思えてきたので。だって、ほとんどOneDriveとOneNote、たまにExcelくらいしか使ってないですし。
周りにそういう知人が増えてきてます。

ワタシはサブスクが切れてちょうど1ヶ月が過ぎたところです。
いえ、まったく使わないってのはムリです。
それでも、サブスクの有料プランはなくてもなんとかなるモンですね。
どちらかというとGoogleの有料プランはワタシには魅力的な部分が少なかったのでいいのですが、問題はMicrosoftのOfficeが使えないとかなり困るのでは?って思っていましたけど。

デスクトップアプリは LibreOffice

で、パソコンのデスクトップで使うOfficeアプリはLibre Officeを使用。
ちょっと古いMicrosoft Officeみたいに使えますしMicrosoft Officeとの互換性も高いもの。オープンソースなので変な仕込みもありません。
以下の公式サイトで無料でダウンロード可能で、日本語インターフェース用のパッチもダウンロードしてインストールすれば、普通に日本語で使えます。

ホーム | LibreOffice - オフィススイートのルネサンス

WindowsでもMacでも使え、機能的に普通の人はほとんど困らないはず。
ワタシ的に気になるのはフォントの体裁。LibreOfficeは各OS用があるけど、それぞれのOSでフォントの見栄えまで揃えたりしてくれません。同じフォントを使ってもね。でも印刷はちゃんとそのフォント本来のデザインで印刷されます。ソフト上の見え方がちょっと違うんですねぇ・・・。
なのでMacを使ってるならそういう体裁を整えたい時はPagesやNumbersを使えばいいし、そもそもテキストは普段エディタソフト(Windowsは秀丸、macOSはmi)を使うし、体裁に完璧にこだわるならIllustratorやInDesignに流し込んで整えればいい。

本当にMicrosoft Office系での見え方を気にするなら、無料で使えるオンライン版のExcelやWordを使えばよろし。


ちなみに、macOSでLibreOfficeを使うときはレンダリングエンジンにSkiaは使わず、macOS側のエンジンを使った方がフォントの表示はマシになります。Skiaによるレンダリングは美しく無いんですよね・・・。そもそもそういうところを気にしていないソフトだと思いますが。あくまでも美しくないのはモニター表示だけで印刷(あるいはPDF化)は綺麗にできます。

結局、請求書の作成も含めて今の所すべてLibreOfficeで済んでます。
確認用にオンライン版のExcelは使いましたが、それも数回だけですね。
ただLibreOfficeはスマートフォン用アプリがないので、スマホではExce、Wordのオンライン版を使うか、Collabora Officeを使っています。

ストレージはProton DriveとFilen

次はクラウドストレージ。これは先日も書いたけど これからはプライバシーを重視してできるだけE2EE(エンドツーエンド暗号化)のストレージを使いたいものです。特別な機密情報なんて扱わなくても。

なのでOneDriveでなくProton DriveとFilenを優先的に使用。ワタシは両方合わせて840GBの容量を使える状態なのでとりあえず無問題。
OneDriveは現状無料アカウントとして使っていますが、OneDriveが昔やってた容量のプレゼントを受け取っているのでワタシは無料のままで45GBほどが使える状態。テキストや表計算データレベルなら十分な量。それでも後日に年額2,500円程度のMicrosoft365 Basicだけは申し込もうとは思ってます。アプリはオンラインのみなので無料プランと変わらないけど、OneDriveの容量が100GB追加になりますから。容量に困ったら契約しますが、もうしばらく我慢できそうです。

Protonがセキュリティ面で安心ですが、やや高価。Proton DriveだけでなくProton MailやProton VPNなども使えるのでUnlimitedプランがオススメかな。とりあえず無料のアカウントを作って数GBでも使って見るといいかと。

暗号化ストレージの過去投稿はこちら ↓

暗号化されたクラウドを使う
最近ちょっとBlueskyなどにも書いてましたが、暗号化されるクラウドストレージ(その他の機能もあり)としてFilen( )を試していました。良い感じなので課金して使ってみてのご紹介。暗号化は必要?まず暗号化について。必要なの?とか、そこま...
ノートはJoplin

OneNoteはスマホのメモなどでも多用していましたが、現在は「Joplin」を使っています。
これもオープンソースで無料で使え、一般のクラウドストレージにデータを置いて同期したり暗号化も可能。Windows、macOS、iOS、Androidなどで使えます。
OneNoteは無料で使える環境も多いのでそのまま使っても良かったのですが、やはり暗号化される環境の方が安心。

Joplin website
Joplin, the open source note-taking application

ちなみに、ワタシは暗号化をオンにして、OneDriveを置き場所としてデータを同期する設定にしています。
アプリがE2E暗号化をしてくれるので、暗号化機能の無いOneDriveにデータを置いて同期しても誰も見られないのです。Microsoftによるスキャンでも当然中身は見えません。
ワタシはマークダウン方式の記述になれていないので、リッチテキストモードだけの編集機能にしたいのだけど、現状は環境(使用OS)によります。
他にStandard Noteというアプリもあるのですが、そちらは有料ベースなので無料でということならJoplinがいいかと。ワタシはOneNoteのデータをすべてJoplinに移行させました。

 

ってことで、Microsoft365のサブスクは切れたままどこまで我慢できるか挑戦中。

ちなみに友人とのチャレンジでは、負けた方(先にサブスクを再契約した方)が買った方に美味しいコーヒーをごちそうすることになってます 😁
さぁ、来月もこのまま頑張るぞ、っと。

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