以前から紹介しているFilen Cloud Storageのアプリがメジャーアップデートされました。段階的ロールアウトとのことで、アップデートしたという他の方のポストを最初に見てから1週間以上経っています。やっとワタシのところにも降ってきました。
で、早速インストールしてみたら、退化しとる・・・ 😱
今回はプログラムを完全に新しく作り直しているとのことだったけど、それにしても設定内容はシンプルになっちゃいました。動作自体は速い感じだけど、バグもいくつかあります。
以前サポートとやりとりして、ワタシが求める機能の多くが新アプリで、みたいな話しだったんだけど、これからもっと先の話なんですかねぇ・・・。
まぁ、メジャーアップ最初のバージョンなので 様子を見てみましょう。
写真をどこへアップロードしよう
ここで考えなくてはならないのが、複数台使っているスマートフォンで撮った写真をどこへ自動アップロードしようか、ということ。これまではOneDriveを使用していてほぼ希望する形でした。でもAIスキャンが入りますのでプライバシー的には問題もあり。
ワタシが理想としているのは以下のような形。
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複数のスマホから自動アップロードさせても、一つのフォルダにアップロード
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一つのフォルダに全部そのまま入れると名前がぶつかったりすることもあるし、データとしての整理も面倒なので年・月でフォルダ分けされること
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JPEGだけでなく、HEIFや動画にも対応
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パソコンと同期できるフォルダに保存されること
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macOS、iOS、Windows、Androidで使える(同期できる)こと
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アルバム機能はあっていいけど、勝手にアルバムを作る機能は不要
Filenが新しくなったらFilenに、と思っていたのだけど、ちょっとこの状況では難しいですね。バグもあるし。それにスマートフォンのフォルダー名のまままるごとアップロードする形で、スマホが異なると別のフォルダにアップロードされる形になったので整理が面倒 🤨

ではProton Driveはというと、アップロードも遅くないし安定もしています。でも、写真は写真として別枠のエリアにアップロードされ、WebからDriveにアクセスすればみられるけど、MacやPCと同期することができない。つまりネット上にしかデータが無い状態になる。そのため自分がデジタル一眼などで撮った写真を同じ場所にアップロードしにくい。
んじゃ レンタルサーバーで稼働させているNextCloudはというと、容量と速度はいいんだけど、一度にたくさんの写真がアップされるとサーバーの問題で止まったりエラーになったり。また対応できないファイル形式もあったりで微妙。VPSサーバで動かしてれば大丈夫なんでしょうけどね。
iCloud DriveはiPhoneはいいけどAndroidではダメだし、パソコンから写真をアップロードしようとすると異常に遅いので問題外。
となると・・・
となると、結局まともに受け止められているのはOneDriveだけなんですよね。OneDriveは保管するサーバー自体は優れているだろうけど、AIで写真を全部スキャンして 顔や内容をチェックしているので、できれば避けたいんですよね・・・。勝手に無駄なアルバムも作るし。
でもこんな状況だから 他が落ち着くまではとりあえずOneDriveに自動アップロードさせて、月ごとにまとめて他の暗号化ドライブに移動させる、という使い方になりそう。OneDriveにアップロードした時点でスキャンされるだろうけど、容量を増やす予定はないので置きっぱなしにはしないで、という使い方ですね。
ちょっと面倒ですけどフォルダでまとまってくれるので、ドラッグ&ドロップするだけとたいした手間ではありません。
しばらくこれでまいります。
iPhoneとMacだけならiCloudでいいんでしょうけどね 😅
状況が変わったらまた報告しますね 😉

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